関東大震災・戦災を経て増改築を重ねてきた浄善寺。
荒川区の不燃化特区指定を契機に木造平屋の本堂を助成事業により建替えました。
・耐火、準耐火建築物であること
・防災道路沿いで高さ7m以上を確保すること
この2つの要件と「平屋」という要望より、
1階床を持ち上げて床下を開放し、「縁の下(束建て)」を意匠化。
屋根が大きくなり過ぎないよう裳階屋根で全体のプロポーションを整え、高さ条件を満たしています。
構造は鉄骨造としつつ、木造の佇まいを想起させる外観としました。
内部には既存の御堂・天蓋・欄間を移設再生し、時間の継承を図っています。
「かつての寺子屋のように」という想いを受け、地域コミュニティにも開かれ多目的に使うことも想定した本堂です。
東尾久の新たな目印となり、これからの歴史を重ねていく場となることを願っています。
【撮影】布施貴彦














